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布巾の取り扱い方


今回は、いつもとは、「ちょっぴり違った話」をしたいと思います。

今まで、いろいろな方々が、料理講座の方に申し込まれています。

今、ちょっと気になったので、
料理講座に申し込んだ人たちの男女比を調べてみました。

以前、比較した時には、1:1くらいだったのですが、
今回、調べてみると、

・・・・・・・・・・
 男性が、61%
 女性が、38%
・・・・・・・・・・

になっていましたね。

質問も、結構バラバラというか、いろいろな質問があったのですが、
なぜか、同じような質問を、数件もらったことがありました。
しかも、料理講座の直接的な内容ではない質問をです。

そこで、その質問とその回答を、
このメルマガで、取り上げてみようと思ったわけなんです。

その質問は、

「プロのかたは布巾を頻繁に使われますが、使用後の布巾は
どのようにして洗っておられますか?」

「つつしん様が働いていた料理屋ではタオル、布巾はどうしていました?」

「結構 日本料理屋って布巾をよく使いますよね。
 あれって洗濯機で洗ったりしてるのですか?」

「布巾は、どこで乾かしたりしてるのでしょう?」

というような、「布巾」に関する質問です。

これは、僕にとって、かなり盲点になっていました。
というのは、仕事の流れで、自然にしていたことなので。

一般の人からすると、疑問ですよね。


では、「布巾の取り扱い方」のプロのテクニックを紹介します!

僕は、結構、転職していますし、
そのお店の人たちも、結構、転職していたので、
この布巾の取り扱い方は、かなりオーソドックスなものだと感じています。



1.調理中の布巾の使い方

シンクに、小さいバケツ(桶)みたいなものを用意して、
そこで、水を出しながら、ジャブジャブと、水洗い。

もしくは(たまに)、普通の洗剤を入れて、洗う。
(脂などで、汚れてきた時など)


2.布巾の洗浄

ハイター(漂白剤)を使います。
漂白だけでなく、殺菌作用もあるので、効果的です。

先程みたいに、小さいバケツやオケに、ハイターを入れて、
水で薄め、布巾を入れます。

ハイターをじかに触ると、手がヌルヌルするので、
菜箸なんかで、まぜるといいですね。

その状態で、数時間、付けておく。

そして、水でゆすいで、洗浄は完了です。

※ 店によっては、名前(ハイター)が違っていたりするけど、
成分は、同じような感じのものでした。

※ ハイターは、「まぜるな危険!」と書いてあるものもあるので、
普通の洗剤とは、混ぜない方がいい。
漂白効果が落ちるし、有毒ガスが発生するらしいから。


3.布巾の干し方

これは、適当です。

調理台の上に、広げておいたり、適当なところに、かけておく、
もしくは、専用の物干しを用意しているところもありました。

布巾は、薄地の方が、乾きやすいのでいいでしょうね。

または、ずっとハイターに浸けておいて、
作業前に水でゆすぎ、終わったら浸けておく、パターンもありです。



4.布巾のポイント

ハイターなどでの洗浄を繰り返していると、
だんだん、汚れ(色)が落ちにくくなったり、
穴があいたり 、ボロボロになってきたりします。

そうなってきたら、新しい布巾に替えていきます。

あと、ハイターと、洗剤をその時々で使い分けるのも、ポイントですね。


5.まな板

まな板も、定期的にハイターを原液でかけ、
タワシでこすりながら、全体になじませます。

(その後、ラップをかけるところもありました。
 そこまでする必要はありませんが。)

数時間後、ハイターを洗い流します。

僕は、ハイターの臭いなどが気になるので、さらに洗剤で、
もう一度洗ったりします。

または、下記の「物」を使ったりもします。↓



☆ 裏技!

ハイターって、手についたりしたら、
洗っても、ヌルヌルしたりしますよね。

そういう時は、「酢」をかけると治ります。

正直、これには、ビックリしましたね。

ハイターには、「混ぜるな危険」というような文字がかかれているので、
良いのか悪いのかは、わかりませんが、裏技です!(笑)

※塩素系の漂白剤に、酸性(洗剤)をまぜると良くないみたい。

ハイターをしっかりと洗い流してから、酢を使うということですね。



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