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プラスアルファの具体例


さて、前回は、「プラスアルファ」という話をしました。

「1つのアクションを付け加える」ということだけで、
オリジナリティーのある、凝った料理を演出することができます。

いえば、それを発展させていけば、
どんどんレシピを創り出すことができる、
というわけなんですね。

ただ、ちょっと例に出した、いくつかのパターンが、
やや専門的なものになっていたようなので、

今回は、もう少し、一般っぽい?
日常の家庭でも、イメージできる「具体例」を、紹介します。

なので、すぐに使えますし、応用もしやすいでしょう。



★★★★★★★★

プラスアルファの具体例


実は、この間、料理を作る機会がありまして、(プライベートで)
何を作ろうかと、考えていたわけです。

まぁ、僕の特性?を生かすには、
魚を使った料理を作る。
これは、外せませんでした。

それらの料理は、今回は、紹介しませんが、
それ以外にも、「何か作ろう」と思ったのです。

その時に、冷蔵庫に残っていたのが、
「カレーの残り」。(数日前、カレーライスだった)

カレーの量は、大さじ3〜5杯くらいでしょうか。

すごく微妙な量だったわけです。

それを使おうと思いました。

で、あと、冷蔵庫をみると、

鶏のモモ肉がありました。

で、ここからが、前回からのポイント。

「プラスアルファ」です。

鶏のモモ肉を使って、【唐揚げ】にすることに。

さらに、そこに、【カレー】を、プラスする。

【唐揚げ】 + 【カレー】

ということです。

唐揚げに、カレーを、プラスする。

だけど、唐揚げを揚げた上に、カレーをかける。
というものではありません。

じゃ、どうしたのかというと、

まず、鶏のモモ肉に、塩・コショウで、下味をつけます。

次に、
鶏のモモ肉を、そぎ造りのように、包丁を寝かせて、
やや薄めに、スライス。(火が通りやすいように)

そのスライスしたモモ肉に、小麦粉(塩・コショウ入り)を、
しっかりと付けていきます。

ここで、【カレー】の登場です。

小麦粉をつけた鶏肉を、カレーのお皿に入れ、
カレーをしっかり付ける。
その時に、細かいカレーの具も、一緒につけます。

で、カレーをつけた鶏肉に、もう一度、小麦粉をしっかりつける。

あとは、油で、揚げて、できあがり。


どうでしょうか?

イメージできましたでしょうか?

唐揚げというものに、カレーをプラスしただけ。

でも、これが、かなりいいリアクションを、もらったわけなんです。

何も、難しいことは、していません。

ただ、1つのアクションをプラスしただけです。


なのに、普通の唐揚げとは、明らかに違うリアクションが、
食べた人から、出てくるわけです。


−−−−−−−−

カレーの香りは、するけど、カレーは、見当たらない。

目の前にあるのは、ちょっと色の濃い唐揚げ。


で、唐揚げを、一口食べたら・・・ !(◎o◎)!

−−−−−−−−


今回は、たまたまカレーが、微妙に残っていたので、
カレーを使いましたが、基本的な考え方は、
前回お話しした、「1つのアクションをプラスする」です。

こんな感じで、どんどん応用していけるわけなんですね。

作る方も、楽しいし、
食べる方も、面白い。

レシピどおりに作るのとは、
違った料理・食卓を演出できると思います。



≫ 料理の基本から、応用方法まで。本質的な部分を。



次回は、

さらに、この「プラスアルファ」を発展させた話、
リアルな実体験を元に、お話しいたします。



【編集後記】

今回、揚げ物のことが出てきましたが、
実は、今年に入ってから、家で使う「油」を変えました。

その油は、
「グレープシードオイル」。

これ、かなりいいですね〜。

揚げ物も、あっさりしてて、しつこくないし、
ギトギト感がないので、洗い物も楽♪

一度、使ったら、やめられなくなりました。

≫ グレープシードオイル



それでは、のちほど。(^^)!


つつしん






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